インドっていう国には漠然としたイメージしか無かったんだけれど、「カレーが不味い」っていうのはちょっと意外だった。などと言っていると「自分の舌で確かめていないのにそんなことを言って!認めないよっ、オレはっ!」ていう具合に鴨志田氏に怒られてしまいそうだ。
タイ、ベトナムとは異なり、二人の新規帯同者が有り、二人ともに少々厄介な模様。ナベちゃん氏は常に鴨志田氏から叱責を受け萎縮して、結局何も変わらなかったようだが、もう一人のハック氏は馬鹿にされながらも結構たくましく、この旅が彼にとって契機となったかもしれない。
それにしてもゲッツ氏と鴨志田氏は衝突を繰り返しながらもナイスなコンビで、つくづく鴨志田氏の早世が惜しまれる。
インド怪人紀行
Asia Bar・・・・・・鴨志田穣非公式ファンサイト
清水義範の作文教室
面白い。
子供の文章力がどんどん上がっていくのが良くわかる。これを読んだら文章力が上がる、というには私の文章はいつまでたってもとっちらかった様な文章でまったく持って説得力がないのが残念だ。
しかし指導方針が面白い。子供達を飽きさせないように、文章を書くというのが楽しくなるように考えられている。このあたり、さすがはプロだなあと感心する。
親亀こけたら
表題作はちょっと身につまされる話。仕事を辞めたために家庭がどんどん崩壊していくという、ちょっと恐ろしいというか金の切れ目がなんとやらという言葉を思い出す。
清水義範の作品は軽い気持ちで読めるものが多いんだけれど、表題作は珍しくちょっと暗澹とした気分になる。他にも貧しい国の生活を描いた短編もあり、ちょっと異色な印象を受けた。もちろんいつもの笑える話も入っているんだけれど。
奥薗壽子のラクうま手作りパン
うーん、やっぱり凄いな。この人。パンを作るのにボウルを使わない料理研究家ってあまりいないよね。
でもって生地の作り方は基本的に一種類(アレンジするものもちょっと有るけど)なので、とにかく生地を作ってしまえばあとはどのパンでも作れるっていうのも悪くない。まあクロワッサンはさすがに無理だった見たいだけれど。
奥薗壽子のラクうま手作りパン
天然酵母パンを手作りしよう。裏技を使った簡単レシピ。
嗤う伊右衛門
切ないというか苦しいというか、人を好きになるって言うのはこういうことなのかな、と考えさせられる本。憑き物落しみたいな謎解きではないので、読み手としては単純に物語りに没入することができるのも、話の濃密な重苦しさを感じる一因だろうか。
四谷怪談が下敷きというようなことが書かれているけれど、全く異なったストーリーになっている。著者の着想がそうだったのか、宣伝のためにその様にしたのだろうか。