幽剣抄
クオリティ高いな。短編の時代劇は。
物足りないのはエッチなシーンがほとんど無いこと。やっぱり菊地作品はエッチシーンが無いと。というのはともかくとして、主人公は使い捨てというか一作品に一人という形でちょっと勿体無いような、でもそれが贅沢な感じもする。
続編というかシリーズが続いているのが納得の良作だった。ハードカバーの本なんで読むのがちょっと大変なんだけれど、これは読まねば。
伊勢エビの丸かじり
よくまあこう下らないことを真剣にやって書いているものだ(褒めてます)。カットも面白いし一本の長さが長すぎず短すぎずでスルスルと読めてしまう。
草野球の合宿の話などはほとんど日記みたいなものだけれど、それはそれで面白いというのはやはりプロというのは凄いものだ。たぶんこの丸かじりシリーズ、全部読んでしまうと思う。
26枚のテーブルクロス
料理本のコーナーに有ったから借りてきたんだけれど、料理のレシピは巻末に文字だけでまとめられていて、あまり実用的とは言い難い。見開き一ページ料理が何も載っていない部分もあって、これは思うに料理本ではなくって、こういうお洒落な生活をしましょうよ、といった感じの本だ。
まあ見て楽しいと思えるかどうかはその人次第といった感じ。私は駄目でした。
いやこれ面白い。
二重人格で二枚目な主人公というと秋せつらを思い出すけど、普段の陽と逢魔の陰が反目しているというか対決しているような感じは良いね。あと蘭剣さんもでてきて「この世ならぬもの」を始末する役回り。
物語の最初が作者の後書きみたいな書き方から入るという、ちょっと面白い形式をとっているのは初めはちょっと戸惑ったけど、それもまた面白い。続刊は出なさそうなのが勿体無いというか、あまり続けるとだれるのかな?時代物の短編はまだまだクオリティが高い。
逢魔が源内
秒速!小料理むらかみ亭
村上祥子って人はちょいちょい名前は聞いていたんだけれど、なかなか面白い料理を考える人だ。5秒で作れる料理から90秒以上掛かる料理まで、いずれも調理時間はそのままではないだろうけどまあササッと作れる料理が多い。
ただ、何というかあまり自分で食べてみたいと思える料理が少なくて、有っても材料がちょっと変わっていていたりで要するに「作りたい」という料理がほとんど無かった。コンセプトは非常に良いと思うのだけれど、私の趣味には合わない。
でもこの人、管理栄養士なのね。凝った料理で栄養価がどうとかいわないのは好感を持てたので、他の本も借りてみようと思う。