ひとりガサゴソ飲む夜は…

ひとりガサゴソ飲む夜は…


酒にまつわるエッセイなんだけれど、ちょっと短いのが残念。
もうちょっとこの続きが読みたい、というところで終わってしまう文章量なので、なんというかじれったい。
でも、これはもしかして東海林さだおの文章に慣れてしまったからかも知れない。
文章は面白く、酒を飲みながらだと特に良いと思う。
まだまだ読む本は沢山ある。





ひとりガサゴソ飲む夜は…

牢屋でやせるダイエット

牢屋でやせるダイエット

大麻使用と所持で捕まって拘置され、起訴されて判決がでるまで。
もうこの分野ではこの人以上のことはかけないから、酒井法子の手記はでるかどうか。多分出ないんだろうな。
読みやすくて面白いのでスルスルッと読み終わってしまったんだけれど、ちょっと気になる点があった。
微妙にぼかしてあるけれど、何かを非常に恐れているような記述があった。反骨精神の塊みたいなのに、そういう姿勢があったのがどうもそぐわない。
読み物としては面白いし、大麻に対する主張が正しいか正しくないかは別として、もし読んだことが無いという友人がいたら、一度読んでおくことを勧めたい本だ。




牢屋でやせるダイエット

育てるフライパン100スキレシピ

育てるフライパン100スキレシピ

基本的に、料理はなるべく調理器具が少ないほうが好きだ。というのも、もちろん洗い物が大変に成るから。
だから、ゆでてつぶしてこねて衣を付けて揚げる、なんていうコロッケは手作りしたくない。で、タイトルと表紙の写真を見て、これはスキレットかなと思って借りてきた。
果たして、スキレットは正解だったけれど、このタイトルの「100スキ」というのがちょっとどうも。
100円ショップで売っているスキレットの意味だった。鉄の価格が高騰して今はそんなものほとんど見ない。薄っぺらなフライパンでも100円はなかなか無い。
肝心のメニューの方はちょっと期待はずれ。じゃがいもと明太子の重ね焼きくらいかな、作ってみたいのは。後は何だか無理やりスキレットを使っているようでちょっといまいち。





育てるフライパン100スキレシピ

笑酔亭梅寿謎解噺

笑酔亭梅寿謎解噺

面白いんだけれどね。何かちょっと違う。
多分、蹴りたい田中とかの突き抜け方を期待すると少し物足りないのかも。
謎解きと落語を絡めたのはまあ面白いかもしれないけれど、主人公が隠れた才能をもっているあたり、あまりドラマチックではないかな。
他にも同じシリーズが出ているから、もうちょっと読んでみたいとは思うけれど。



笑酔亭梅寿謎解噺

ケンタロウの基本のウチめし

ケンタロウの基本のウチめし

鶏肉丼が美味そうなんだけれど、あの鶏肉の皮をパリっと焼き上げるのはなかなかに難しい。
特に、ウチの表面加工が剥げ落ちたフライパンだと絶対美味くはできない。 料理研究家が作る料理って言うのはなんだってあんなにうまそうに見えるんだろうか。


ケンタロウの基本のウチめし