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読書録
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瀧夜叉姫

陰陽師シリーズの長編。
基本的にこのシリーズは好きなんだけれど、長編になるとちょっとだれ気味に成る。というのも、短編でテンポが速く物語りが進んで余韻を残して終わるのが魅力だと思うのだ。
特に、清明が博雅に対してもったいぶるというか焦らすような喋り方をするのがパターンなのだけれど、一つの作品にそれが何度も出てくるとちょっとイラッとする。
魅力的なキャラクター総出演という感じではあるんだけれど、これならば短編集の方が良かったように思う。
ちょっと残念。


陰陽師瀧夜叉姫(上)
陰陽師瀧夜叉姫(下)
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ものいふ髑髏

未完のシリーズが多い夢枕獏の本も、短編集であればそんな心配はまあない。
息もつかせぬストーリー展開は無いんだけれど、独特のテンポですすめられる「怖い」お話も、やはりこの人らしい作品なのかもしれない。
表題作はなんというか陰陽師シリーズに加工しても良いような素材だったけれど、こういう放りっぱなしの短編というのも新鮮だった。
でも、キマイラは完結させようよ。




ものいふ髑髏
うつうつひでお日記(その後)

前半はほとんど文字だけの普通の日記、というかうつ病で失踪経験のある漫画家という時点では普通ではないんだけれど。でもその日常は驚くほど単調というか、一般のサラリーマンと比較しても同じことの繰り返しでさらには実に質素。
それでもって後半はかなり絵の比重も高くなるんだけれど、やはり女の子の絵が可愛い。上手な人にコンプレックスを抱いている、ということだけれど、この人の絵はこの人だけのものだ。



うつうつひでお日記(その後)
陰陽師 瘤取り晴明

大人の絵本だな、これは。

今ちょっと健康診断の前なので酒を抜いているんだけれど、これは酒が飲みたくなる本だ。
いつもは行間に情景が浮かんでくるような陰陽師文章なんだけれど、これはなんとも懐かしいようなちょっと怖いような絵が入っているので、またいつもとは違う感じで文章が楽しめる。
陰陽師のマンガの絵はちょっと好きになれないけれど、こういう挿絵は作品の質を高めてくれるから良いと思う。


陰陽師瘤取り晴明
基本の洋風おかず

最初の方のページはパスタが続き、「あ、これ失敗」と思ったんだけれど意外に奥が深かった。「基本」と銘打ってあるとおり基本的な料理の作り方を丁寧に書いてあって、知らなかったことをいくつも教えられた。サブタイトルに「ガンバレ!お料理一年生」とあるのだけれど、まさにその通りの内容。料理をし始めるときにこの本を読んでおきたかった。
ただちょっと不満があるとすれば、料理によって手順を教える写真の数が多かったり少なかったりすること。ポトフとかロールキャベツは確かに煮物だからあまり複雑な作り方では無いんだろうけれど、他のページが見開き1ページを使っているのが多いので、何となく腑に落ちない。ただし、ロールキャベツもそうなんだけれどどれも写真がきれいで非常に美味しそう。シンプルで簡単そうなレシピも良い感じでこの本も大当たり。




基本の洋風おかず
簡単レシピ ロールキャベツの作り方
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